責任の分散、グループワークの罠

グループワークになると、手を抜いてしまう人がいる。これを社会心理学では、この現象のことをリンゲルマン効果と呼ぶ。(あるいは社会的手抜き)

フリーライダーになっている人は、意識的に手を抜いているのではなく無意識である。

ある実験で例を挙げるとすれば、綱引き実験が有名で、方法は単純、綱引きをさせる。そして次第に人数を増やしていく。力の強さを調べると、人数が多くなるほど、1人あたりの力が減少していることがわかった。

この実験から、一人一人の責任感をグループワークで掻き立てることができれば社会的手抜きは減少するのではないかと考えられる。